こんにちは。このたびはブログ「楓の音の響(かえでのおとのひびき)」をご覧いただき、ありがとうございます。
このブログを運営している**楓(かえで)**と申します。
私は、現在小学生の娘と、幼稚園児の息子を育てるふたりの母です。
毎日、家事に育児に、そしてときには自分の心との対話に追われながら、少しずつ、でも確実に、家族と一緒に成長しているように感じています。
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子育てって、こんなに迷うものだったんだ。
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出産前、「子どもが生まれたら、毎日がもっと幸せになるんだろうな」
そんなふうに思っていました。実際、子どもを授かった瞬間から、世界が少し色鮮やかに変わったのを覚えています。
でも、育児は“楽しいことばかり”ではありませんでした。
- はじめての夜泣きに眠れない日々
- ママ友の会話に心がざわついた日
- 夫とのすれ違いにひとりで泣いた夜
「みんな英語やってるって…うちも始めた方がいいのかな?」
「この子にとって“向いてる習い事”って、どう見極めればいいんだろう?」
「本当にこのままでいいの? 将来後悔しない?」
そんな迷いが、日々の生活のなかでじわじわと広がっていったのです。
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ブログを始めたのは、自分の迷いを言葉にしたかったから
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ある日、娘が通っていたリトミック教室のレッスンが終わったあと、車の中で「ママ、今日はちょっとつまんなかった」とポツリとつぶやきました。
そのとき私は、何も言えませんでした。
「じゃあ辞めようか」と言うには、月謝もかかっているし、もう少し頑張ってほしい気もする。
「でも、無理して通わせて、逆に音楽嫌いになったら…?」
そう思うと、ぐるぐると気持ちが渦巻いて、言葉が出てこなかったんです。
その夜、ネットで同じような体験談を探していたときにふと気づいたことがあります。
“誰かの体験”が、こんなにも心を軽くしてくれるなんて。
完璧じゃなくていい。
自分の気づきを誰かに届けることで、ほんの少しでも気持ちが軽くなる人がいるなら――
それって、すごく素敵なことかもしれない。
そう思って、このブログを立ち上げました。
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大切にしているのは、「選び方」よりも「迷い方」
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習い事って、選び方やタイミング、教室との相性がとても大切です。
でも私は、「正解を見つけること」よりも、「迷う時間そのものに意味がある」と感じるようになりました。
うちの子が体験してきた習い事は、リトミック・英語・水泳・絵画教室などさまざま。
その中には、数ヶ月でやめてしまったものもあります。
でもその“やめた経験”すらも、今のわが子にとっては大事な一歩だったんじゃないかな、と思うのです。
このブログでは、
- 子ども自身が「やりたい」と思える習い事との出会い方
- 習い事を途中でやめたときの親子の会話のコツ
- 他の子と比べて焦ったときの心の整え方
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家族の中で、わたしも育っている
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正直、今も「私の育て方、これでよかったのかな?」と自問自答する日々です。
でも、子どもたちの笑顔や成長にふれるたびに、
「あぁ、私もこの子たちに育てられてるな」と実感します。
先日、娘が「ママのごはんって、ほっとする味だよね」と言ってくれました。
何気ない一言に、胸がいっぱいになって、思わず台所で涙ぐんでしまいました。
家族って、うまくいくことばかりじゃない。
でも、ちょっとした言葉やぬくもりに救われて、また笑い合える。
そんな時間の積み重ねが、きっと子どもたちの「安心の土台」になっていくと信じています。
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最後に。いま、少しでも迷っているあなたへ
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このブログを見てくださったあなたは、
もしかしたら「子どものために何ができるか」を考えて、情報を探していたのかもしれません。
そして、思うようにいかない現実に、モヤモヤした気持ちを抱えているかもしれません。
でも、どうか忘れないでください。
あなたの迷いは、愛情の証です。
「ちゃんと考えたい」「失敗したくない」そう思うその気持ちが、すでに十分すぎるほど素敵なんです。
このブログが、そんなあなたの心にそっと寄り添う“音の響き”のような存在であれたら――
それが、私のいちばんの願いです。
これからも「楓の音の響」を、どうぞよろしくお願いいたします。
— 楓 —