赤ちゃんが生まれて最初に迎える大切な節目がお宮参りです。
でも「男の子と女の子で日にちが違うって本当なの?」「遅れてもいいの?」と不安になるパパママも少なくありません。
私もわが子のお宮参りのタイミングでは、祖父母や神社の意見がバラバラで悩み、ネットで調べたり友人に相談したりして、どうしたらいいのか何日も考えました。
その中で感じたのは、赤ちゃんと家族にとって無理のない日を選ぶことが一番大切ということ。
この記事では、男の子・女の子それぞれの時期の意味や、決め方のコツ、私が経験したトラブルやそのときの気持ちなども交えながら、心構えまでたっぷりお話しします。
読んだ後にはきっと不安が軽くなって、前向きな気持ちで日程を決められるようになりますよ。
お宮参りはいつ行くのが正解?基本的な時期の目安
男の子は生後31日目、女の子は生後32日目が定番
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことを感謝し健やかな成長を願う、とても大切で特別な行事です。
昔からの習わしでは男の子は生後31日目、女の子は32日目に行うのが定番とされてきました。
私も両親から「男の子は少し早めに行くのがいい」と教わり、正直なところ当初は一日しか違わないのに意味があるのかと不思議に思いました。
でも調べてみると、地域や家庭によって「30日目にする」「35日目まで待つ」など本当に様々で、それが当たり前なんです。
地元の神社や年配の親戚に相談したときには、地域ごとの面白い言い伝えや昔話も聞けて、とてもいい思い出になりましたよ。
実際に決めるときは、こうした風習を知りつつも、赤ちゃんと家族の状況を一番に考えるといいでしょう。
生後30日前後が目安と言われる理由
だいたい生後30日前後が目安とされるのは、お母さんの体がようやく落ち着いてきて、赤ちゃんも外に出られるくらいに成長する時期だからです。
私も産後しばらくは体調が戻らず、外出どころか赤ちゃんを抱いて歩くだけで不安でいっぱいでした。
ですが、1か月健診を終えた頃には、外の空気に触れる勇気が出て、神社まで足を運べるようになったのを覚えています。
もちろん季節や天気も考慮するべきですし、家族の都合や赤ちゃんの機嫌次第では日にちをずらすのも全く問題ありません。
むしろ無理をして決めた日よりも、みんながリラックスしてお参りできる日にした方が、心に残るいいお宮参りになると思いますよ。
男の子と女の子でお宮参りの時期が違うのはなぜ?
性別による由来と背景
男の子と女の子で日にちが異なるのは、「家を継ぐ男の子は早く祝う」という古い考えが残っているからなんです。
かつては家を守る跡取りとして男の子が特別視されていたため、女の子よりも早くお参りを済ませるのが良いとされていました。
今では性別による区別を気にしない家庭も増え、私が相談した神主さんからも「どちらも同じように祝えばいいですよ」と笑顔で言ってもらえてホッとしたのを覚えています。
それでも、昔ながらの風習を知ると、自分もその長い歴史の一部に加わるような気がして、不思議と誇らしい気持ちや感動が込み上げてきました。
祖父母が話してくれた昔のお宮参りの思い出や、地域のしきたりを聞く時間も、家族の絆を深める大事なきっかけになりました。
現代では必ずしも厳密に守らなくてもOK
私も実際、祖父母の希望や天候の都合で生後40日目にお宮参りをしました。
ですが、神社の方に「赤ちゃんが元気で、家族が揃う日が一番ですよ」と優しく言ってもらえて、気持ちがとても楽になったのを覚えています。
最初は日にちがずれてしまうことを気にしていましたが、当日は晴れやかで穏やかな気持ちでお参りでき、結果的に良い思い出になりました。
今の時代は赤ちゃんと家族の体調や予定を優先するのが当たり前で、無理せずリラックスして祝う方がずっと大切なんだなと実感しました。
お宮参りの時期に迷ったときの考え方
赤ちゃんの体調を最優先にする
どんなに風習を守っても、赤ちゃんが元気でなければ意味がありません。
私の友人の赤ちゃんは当日熱が出てしまい、一週間後に延期したそうです。
そのとき神社の方も「気にせず延期してください」と優しく対応してくれたと聞いて、こちらまでほっとしました。
赤ちゃんは気温や環境の変化に敏感なので、機嫌や食欲も見ながら無理せず決めるのが大切です。
体調管理のために当日の天気予報や持ち物の準備もしておくと安心ですよ。
家族や祖父母の都合を相談して調整
せっかくのお祝いなので、家族全員が集まれる日にしたいですよね。
我が家も祖父母の仕事が平日は難しかったので、休日にずらしました。
相談して調整することでトラブルも防げて、より気持ちよく迎えられますよ。
特に祖父母はお祝いの仕方にこだわりがあったりするので、事前に希望を聞いておくと当日スムーズですし、みんなが笑顔で過ごせます。
親戚同士でLINEグループなどを作って情報共有するとさらに便利ですよ。
神社や祈祷の予約状況も確認しておく
お宮参りのシーズンや七五三の時期は、神社が混み合うことがあります。
私は事前に電話したら「この日は比較的空いていますよ」と教えてもらえて、とても助かりました。
予約ができる神社なら早めにお願いしておくと安心です。
最近ではWEB予約に対応している神社も増えているので、ネットで調べておくのもおすすめです。
人気の時間帯や撮影スポットも事前に確認しておくと、より思い出に残る一日になりますよ。
よくあるQ&A:お宮参りの時期についての疑問
遅れても問題ないの?
生後100日や半年くらい後にお宮参りをする家庭も珍しくありません。
私の知人は真冬に生まれた赤ちゃんを暖かい春にお参りさせましたし、別の友人は両親の都合で生後7か月頃に行いました。
赤ちゃんと家族が安心して過ごせるタイミングが一番大切だと、神社の方もおっしゃっていました。
無理に時期にこだわるより、みんなが笑顔で祝える日を選ぶ方が、素敵な思い出になりますよ。
日を選ぶまでに色々迷った気持ちも、後になればいい思い出になりますし、どんな時期であっても祝う気持ちがあれば十分だと感じました。
真夏や真冬の場合はどうする?
夏の暑い日や冬の寒さが厳しい時期は、時間帯や服装を工夫するのがおすすめです。
私も夏に行ったときは朝早めの涼しい時間にしたら、とても快適でしたし、冬なら昼間の暖かい時間を狙うといいですよ。
また、赤ちゃんの衣類やおくるみを季節に合わせて選ぶと安心です。
友人は真冬のお宮参りで、神社で暖房がないことに驚いて準備していてよかったと言っていました。
こうした細かい配慮も、当日を心地よく過ごすための大事なポイントになります。
まとめ:家族にとってベストなタイミングを選ぼう
お宮参りの時期は、男の子と女の子で違うとよく言われますが、今はそこまで厳密に考えなくても大丈夫です。
赤ちゃんの体調や家族全員の予定を考えて、無理のない日を選んであげるのが一番です。
私も当日は家族みんなが集まれて、写真を撮る時間もたっぷり取れて、笑顔いっぱいの一日になりました。
後から写真を見返すたびに「この日にして本当に良かった」と感じるんです。
たとえ予定通りにいかなくても、赤ちゃんと家族が健康で一緒にいられることが何よりの幸せだと気づけます。
ぜひ、赤ちゃんにとっても家族にとっても心に残る素敵なお宮参りになるように、焦らずじっくり考えてみてくださいね。
特別な一日は、無理せず迎えられるタイミングがいちばんですよ。