お宮参りの抱っこは誰がする?伝統と現代の選び方を解説!

お宮参りの準備が進むと「赤ちゃんを抱っこするのは誰がいいのかな?」と悩む方が本当に多いんですよね。

私も長男のお宮参りでは同じように迷い、親や親戚の意見を聞いては悩み、決まるまでに何度も家族会議をしました。

何が正解なのかわからなくて、ネットやママ友に相談したり、赤ちゃんに負担がかからないかまで心配したりして、かなり時間をかけました。

赤ちゃんにとっても家族にとっても、一生に一度の思い出に残る一日だからこそ、みんなが気持ちよく過ごせるようにしてあげたいですよね。

こういう経験を通して、準備の大切さや家族で話し合う時間のありがたみを実感しました。

ここでは、昔からの風習や現代の傾向、そして私自身が体験して感じたことをもっと掘り下げてお伝えします。

後悔しない決め方のヒントにしてみてくださいね。

お宮参りの抱っこは誰がするのが正しいの?

昔ながらの風習では「父方の祖母」が抱っこする理由

昔からの習わしでは、産後の母親は「穢れが残っている」とされ、赤ちゃんは父方の祖母が抱っこするのが一般的だったそうです。

祖母に聞いたときも「母親の代わりにおばあちゃんが守る意味があるのよ」と誇らしげに話してくれました。

その姿を見て「大切な役目なんだなぁ」と感じると同時に、家族の歴史や文化がちゃんと受け継がれていることに少し感動しました。

でも、現代の感覚だとそこまで厳格じゃなくてもいいのでは?と思ったのも本音です。

着物の準備や体力的な負担まで考えると、おばあちゃんにとっても結構大変な役目なんだろうなと感じます.

それなら赤ちゃんが一番安心できる人が抱っこする方が自然だと思うようになりました。

母親が抱っこしてはいけないと言われるのはなぜ?

母親が抱っこしない理由は「赤ちゃんに穢れを移さないため」というもの。

でも、出産して命がけで産んだのに抱っこしちゃダメと言われるのはやっぱりモヤモヤしますよね。

私も同じで、当日は「絶対に私が抱っこしたい!」という気持ちが強く、両家に相談してお願いしました。

妊娠中から「やっと会えたんだもん、自分の腕で抱いて祝いたい」という想いがずっとあったので、それを家族にも伝えたら理解してくれて、結果的にみんなが納得してくれたのでホッとしました。

母親としての強い想いが叶えられて、心から嬉しかったです。

地域や家庭によって違うのは普通

地域や家庭によっても習わしはさまざまです。

友人たちに聞いてみても「母親が抱っこした」「おばあちゃんが抱っこした」「パパが抱っこした」と本当にバラバラでした。

ある友人の家では母親と父方の祖母が交代で抱っこしたという話もあり、どれが正しいというよりも、みんなが納得できる形を選ぶのが一番だと感じました。

家族それぞれに事情や気持ちがあるからこそ、その場の雰囲気や赤ちゃんの性格を考えて決めるのがいいですね。

こうして周りの体験談を聞くことで、自分の家族に合った方法を見つけやすくなりますし、「これでいいんだ」と安心できました。

現代のお宮参りでは誰が抱っこするのが多い?

最近増えている「母親が抱っこする」パターン

最近は母親が抱っこするケースが増えています。

赤ちゃんもママの匂いやぬくもりに包まれると安心するようで、私も「これでよかった」と心から思いました。

母親が抱っこする写真も自然で優しい雰囲気が出るので記念にも残りやすいですよ。

特に授乳中の赤ちゃんは母親の胸の近くにいると安心しやすいと聞いたので、私もなるべく抱っこしてあげようと思っていました。

実際、写真を見返しても母親が抱いている姿は柔らかい雰囲気があって、後から見ても満足感がありますし、何より赤ちゃんが落ち着いていてくれたので助かりました。

父親が抱っこするのもOK?

パパが抱っこするケースも珍しくありません。

夫も「俺が抱っこしてもいいかな?」と嬉しそうに聞いてくれました。

赤ちゃんがパパの腕の中で安心してくれるなら、それも素敵だと思います。

パパが抱っこしている写真は頼もしい感じもして、記念写真としても映えるなぁと感じました。

中には「お宮参りは父親が主役みたいに感じる」という方もいて、男の子なら特にパパが抱っこする家庭も増えているみたいです。

パパが抱っこすることで家族の絆を強く感じられたり、ママが少し休める時間になったりするのも嬉しいポイントです。

実際に多いのは「赤ちゃんが安心する人」

結局一番大切なのは赤ちゃんが安心して過ごせること。

当日赤ちゃんがぐずってしまうと大変なので、誰の腕の中で落ち着いていられるかを事前に確認しておくといいですね。

私は事前に夫や祖母に何度か抱っこしてもらい、赤ちゃんの様子を見ながら決めました。

お宮参りのときに泣き出してしまう赤ちゃんも多いので、赤ちゃんが一番落ち着ける人が抱っこするのが一番だと実感しました。

写真撮影のときにも静かにしてくれてスムーズに終えられましたし、結果的に家族みんなが笑顔で過ごせる時間が増えましたよ。

赤ちゃんの様子に合わせて柔軟に決めてあげるのがコツです。

悩んだときの決め方のポイント

赤ちゃんの体調や性格を考えて選ぶ

赤ちゃんによってはとても敏感で、人が変わるとすぐ泣いてしまう子もいます。

そういう場合は無理に習わしに従わず、慣れたママやパパが抱っこしてあげるといいと思います。

無理に抱かせるより赤ちゃんが落ち着いていられるほうが大事です。

特に、当日までに誰が抱っこすると一番安心してくれるのか試しておくとさらに安心です。

泣きやすい子の場合は、普段から慣れている環境を意識してあげると赤ちゃんの負担も減りますし、結果的に家族みんなが穏やかに過ごせますよ。

お互いの家族に配慮して話し合う

家族の中には「私が抱っこしたい!」というおばあちゃんもいると思います。

事前に「こういう理由で今回はこうしたいんです」と伝えておけば、納得してもらえることが多いです。

うちも当初は「おばあちゃんが抱っこするのが普通でしょ」と言われましたが、ちゃんと説明してお願いしたら、快く受け入れてくれました。

やっぱり話し合いが大事なんですね。

時にはちょっとした行き違いで気まずくなることもあるので、早めに相談することでお互いに余裕を持って準備できますし、みんなが気持ちよく過ごせる流れが作れます。

写真写りや着物の準備も意識しよう

抱っこする人の服装や着物の準備もポイントです。

私の場合は授乳がしやすいように洋装にして、祖母が華やかな着物を着てくれました。

これが結果的にバランスがよく、写真映えもして大満足でした。

着物のレンタルや着付けの時間も意外とかかるので、余裕をもって準備しておくと安心です。

また、誰がどのタイミングで写真に写るのかも決めておくとバタバタしなくて済みます。

背景や立ち位置も決めておけば、当日カメラマンさんとのやり取りもスムーズですし、仕上がりもキレイな写真になりますよ。

まとめ:大切なのは赤ちゃんと家族が安心できる形

お宮参りの抱っこは、昔ながらの風習も素敵ですが、無理に従わなくてもいいと思います。

赤ちゃんや家族みんなが笑顔で過ごせるのが一番です。

私もいろいろ悩んだけれど、家族みんなで話し合って決めたことで「これでよかった」と思えましたし、当日の様子も本当に穏やかで、記念写真を見返しても幸せな気持ちになれます。

振り返ってみると、準備に時間をかけて家族全員の気持ちを聞いたからこそ、納得感のある形になったんだなと実感します。

みなさんもぜひ赤ちゃんの気持ちを一番に考えて、家族それぞれの想いも大切にしながら、素敵な思い出になる一日にしてくださいね。

準備の段階も含めて楽しむ気持ちで臨むと、さらに特別な時間になりますよ。