お宮参りでの産着は、ふつうは自宅で着せてから神社に向かうのが一般的です。
赤ちゃんにはまず肌着を着せ、その上に産着を羽織らせます。
帯は締めずにサッとかけるだけでOKです。
季節や天気に合わせて防寒用のケープや通気性のいいブランケットを用意すると安心です。
また、神社によっては控室で着せることもできるので、事前に確認してみるといいですよ。
お宮参りは、生後1ヶ月くらいに行うのが一般的ですが、赤ちゃんの体調や家族の予定に合わせて柔軟に考えましょう。
お宮参りの産着とは？
産着の種類と特徴
お宮参りで使う産着には、いろんな種類があります。
正絹の着物は伝統的で上品なツヤがありますが、お手入れがちょっと大変です。
たとえば、正絹は湿気に弱いので、保管するときは乾燥剤を入れたり風通しのいい場所で管理するといいですよ。
化繊の着物は手軽で扱いやすく、洗濯も簡単なので、忙しいパパやママにはぴったりです。
家族の好みやライフスタイルに合わせて、無理のないものを選んでみてくださいね。
どこで産着を着るのか
産着は、ふつうは自宅で着せてから神社に向かいます。
寒いときは、防寒用のケープやブランケットがあると安心ですよ。
夏なら、通気性のいいガーゼのブランケットなんかもおすすめです。
また、神社の控室で着せる場合もあるので、事前に確認しておくとスムーズです。
神社によっては着付けサービスをしてくれるところもあるので、利用してみるのもいいですね。
お宮参りの流れとタイミング
お宮参りは、生後1ヶ月くらいに行うのが一般的です。
ただ、赤ちゃんの体調や季節によっては少しずらしても大丈夫ですよ。
神社でご祈祷を受ける前に産着を整えて、写真を撮るタイミングも考えましょう。
最近は写真スタジオで事前に撮影しておく家庭も増えているので、神社での時間を短くするのもひとつの方法です。
予約が必要な場合もあるので、早めに準備しておくといいですよ。
産着の着せ方 基本手順
赤ちゃんへの着せ方
まずは肌着をしっかり着せて、その上に産着を羽織らせます。
肌着は綿素材のものが肌触りがよくておすすめです。
産着は、赤ちゃんを抱っこしたときにすっぽり包み込むように広げてから羽織らせると、着せやすいですよ。
帯は締めずに、上からサッとかける感じでOKです。
もしズレが気になるときは、小さなクリップなどで軽く留めておくと安心です。
赤ちゃんがリラックスできるように、きつくならないようにゆったりと着せてあげてくださいね。
抱っこしているときに苦しくないか、首回りや袖の部分もチェックするといいですよ。
よだれかけと小物の使い方
よだれかけは、産着の上からかけて汚れを防ぎます。
縁起のいい刺繍が入ったものを選ぶと、より華やかです。
最近は、吸水性の高い素材やスナップボタンで簡単に取り外せるものもあって便利ですよ。
帽子や靴下もそろえると、さらに可愛らしいですよ。
帽子は風よけにもなるので、季節に合わせて選んでみてくださいね。
小物までしっかりそろえると、写真映えもして記念になりますよ。
準備するものリスト
- 産着（正絹または化繊）
- よだれかけ
- 帽子や靴下
- 防寒用ケープ（必要なら）
- お守り袋
お宮参りに最適な服装選び
男の子と女の子の産着の選び方
男の子には鷹や兜、龍などの勇ましいデザインが人気です。
こういったデザインは、健やかな成長や力強さを願う意味が込められています。
女の子には、桜や梅、鶴、蝶といった華やかで可愛らしいデザインが定番です。
これらは、幸せや長寿、家族の繁栄を祈る意味があるんですよ。
色は、男の子は青や黒だけじゃなくて、緑やグレーなども落ち着いていて素敵です。
女の子は赤やピンクのほかに、紫やクリーム色も上品でおすすめです。
洋装と和装のメリット・デメリット
和装は格式があって写真映えしますが、お手入れがちょっと大変です。
特に正絹はシワがつきやすいので、持ち運びや保管に気をつける必要があります。
それでも、和装の美しさは特別で、記念写真にはぴったりです。
一方、洋装は動きやすくて、カジュアルなお宮参りにもぴったりです。
ドレスやスーツは普段使いもできるので、コストパフォーマンスも良いんですよ。
家族写真のバランスを見て選んでみてくださいね。
お祝い行事にふさわしいスタイル
両親や祖父母の服装もそろえると、写真がまとまって見えます。
和装ならスーツや訪問着、色留袖なんかもおすすめです。
洋装ならワンピースやジャケットに、コサージュをつけるとちょっと華やかになりますよ。
バッグや靴も服装に合わせて選ぶと、統一感が出て写真映えします。
家族みんなでコーディネートを楽しんでみてくださいね。
こういったポイントを押さえて、素敵なお宮参りにしてくださいね！
まとめ
お宮参りの産着について、種類や着せ方、タイミングなど詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事です。
産着選びや着せ方のポイントを押さえて、家族みんなで楽しいひとときを過ごしてくださいね。
季節や神社の準備も含めて、少し余裕を持って計画しておくと安心です。
今回ご紹介した内容を参考に、素敵なお宮参りを迎えられますように！
