二人目、三人目のお宮参りって、初めてのときみたいに余裕を持って準備するのが難しいですよね。
私も二人目のときは、上の子がぐずって泣き、下の子の授乳時間が重なり、もうヘトヘト…。
当日は着替えや荷物の準備にも手間取り、神社に着くころにはすっかり疲れてしまっていました。
正直「こんなに無理しなくてもいいのかも」と感じたのを覚えています。
そんな経験を通して気づいたのは、完璧にやろうとしなくても家族の気持ちがこもっていれば十分だということです。
この記事では、そんな悩めるパパママに向けて、二人目・三人目のお宮参りを無理なく進めるためのコツ。
それに上の子との向き合い方、現代らしい省略の考え方まで、私自身の体験や周りのママたちの声も交えてたっぷりご紹介しますね。
あなたの心が少しでも軽くなって、当日を笑顔で迎えられますように。
二人目・三人目でもお宮参りはするべき?
お宮参りの意味と家族にとっての価値
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を神様に感謝し、健やかな成長をお願いする日本の大切な風習です。
私も一人目のときは張り切って準備しましたし、親としての責任感や喜びをすごく感じました。
でも、二人目以降も「気持ちを込めてお参りしたい」という家族の想いがあれば、やる価値は十分あります。
決して手抜きではありません。
むしろ、一度経験しているからこそ力の入れどころがわかるし、余計な負担は減らしつつも、赤ちゃんへの感謝や願いを込める意味は変わらないと思います。
形だけでなく「気持ちが一番大事」だと心から思いますし、その気持ちがあればどんな形でも素敵なお宮参りになりますよ。
しない選択をする人も増えている理由
最近は「二人目からは省略した」というママ友も多いです。
理由は、上の子の世話で精いっぱいだったり、産後の体調がまだ戻っていなかったり、祖父母が「無理しなくていいよ」と言ってくれるからです。
それに加えて、仕事や保育園の都合でなかなか全員の予定が合わないという声もよく聞きますし、写真だけ撮って簡単に済ませたという人もいます。
私も二人目のときはお参りを簡単にしたことで、当日の段取りがラクになって、家族のイライラが減り、上の子もぐずらずに済みましたし、心から助かったと感じましたよ。
気持ちに余裕が持てた分、赤ちゃんへの感謝やお祝いの気持ちもよりしっかり感じることができました。
「しない」場合の家族や親族への伝え方
祖父母の期待が気になる…という声も聞きますが、私は正直に「体調的にきつくて」と話したら、「じゃあ無理しなくていい」と逆に優しくされてほっとしました。
その言葉を聞いたとき、本当に肩の荷が下りたような気がして、胸のつかえが取れた感覚でした。
むしろ「無理してまでやらなくてもいいんだよ」と言ってくれる優しさに、改めて家族ってありがたいなと感じました。
思い切って相談してみると気がラクになりますし、家族との絆も深まると思いますよ。
二人目・三人目のお宮参りが大変と感じる理由
上の子の世話が同時進行で忙しい
一番つらかったのは、上の子の「抱っこ!」「まだ帰らない!」攻撃。
じっとできない年頃なので、神社の中で追いかけっこ状態になり、正直祈祷どころじゃなかったです。
それに加えて、下の子のおむつ替えや授乳のタイミングも重なり、どちらにも対応しようとすると本当に気持ちがいっぱいいっぱいになってしまいました。
境内で転んで泣く上の子をなだめながら、赤ちゃんがぐずり出し、汗だくで必死だったのを覚えています。
パパママの体力的・精神的負担
産後の寝不足のなか、着替えや段取り、時間管理…全てが重なり「もう勘弁して」と心の中で泣きました。
前日から緊張していたのもあって、当日は本当に体が重く、気持ちも不安定でした。
だから、無理せず手を抜けるところは抜いて、誰かに頼れることはお願いするのが正解だと感じます。
帰宅したとき「終わった…」とホッとして思わず涙が出たくらいです。
祖父母の意見や予定調整が難しい
祖父母同士で「この日は都合が悪い」「せめて祈祷だけでも」など意見が割れることも多くて、間に挟まれるのが本当に大変でした。
私もスケジュール決めでぐったりしましたし、何度も日程を見直しました。
早めに「この日にこれだけやります」と決めて伝えておくとスムーズでした。
逆に祖父母も「その日に合わせるね」と歩み寄ってくれて安心しました。
気持ちよく当日を迎えるためにも、準備段階から無理をしないことが大事だと実感しました。
無理なくラクにできるお宮参りの進め方
日時や場所は「上の子優先」で決める
午前中のほうが上の子が元気でご機嫌なのでおすすめです。
さらに近場の神社にすると、移動で疲れないので私もだいぶラクでした。
特に駐車場が近くてトイレが整っている神社だと、急なオムツ替えや休憩もしやすくて安心です。
それに、上の子の気分転換もしやすかったです。
写真撮影は別日にして負担を軽減
お宮参りの日は祈祷だけにして、別の日にゆっくりスタジオ撮影しました。
子どもも笑顔で撮れて、こちらの気持ちも落ち着いていて大成功でしたよ。
さらに当日は着物やベビードレスをレンタルして、後日スタジオでは違う衣装で撮ると記念にもなりますし、雰囲気も変わって楽しめました。
祈祷はパパだけ同行するケースも
産後の体調が不安なときは、ママは自宅で休んで、パパと祖父母で祈祷してもらう方法もあります。
私の友人もこのやり方で無理せず済ませていました。
こうすると赤ちゃんも負担が少なくて済みますし、家族みんなの気持ちも穏やかに過ごせたと言っていました。
ママはあとで写真を見せてもらうだけでも十分お祝いの気持ちは伝わると思います。
上の子へのフォローと工夫
上の子も「主役気分」を味わえる工夫
お兄ちゃん・お姉ちゃんも「よく頑張ったね」とメダルやお菓子を用意したらとても喜んでくれました。
自分もお祝いされてる気持ちになれるみたいです。
さらに、写真撮影のときに上の子用の小さな花束やかわいいリボンを渡してあげると、より嬉しそうにしてくれて、撮影もスムーズに進みましたよ。
名前を呼んでみんなから拍手してもらえる場面を作るのも効果的です。
ちょっとしたコメントを入れて「お兄ちゃんも主役だよ」と声をかけると、さらに誇らしそうでした。
当日の持ち物や休憩ポイントの準備
飲み物や軽食、絵本、お気に入りのおもちゃなどを多めに準備しておくと安心です。
境内のベンチでちょっと休む時間が取れると上の子も落ち着きますよ。
特に、日差しが強い季節や寒い季節は、帽子やブランケットも持っていくといいでしょう。
上の子がくつろげる小さなマットやシートがあると、待ち時間も快適です。
さらに、タオルや着替えなども用意しておくと、急な汚れや汗をかいたときにすぐ対応できて安心感が増しました。
ぐずった時のための簡単おもちゃやお菓子
小さいラムネや音の出ないおもちゃをポケットに忍ばせておいたら、機嫌が直って本当に助かりました。
ちょっとした準備が当日の救世主になります。
さらに、シールブックやぬりえなどの「静かに集中できる遊び」もあると長い祈祷の間も飽きずに過ごしてくれました。
さらに予備のお菓子や小さなおにぎりも持参しておいたので、ぐずったときに少し食べさせるとすぐに落ち着いてくれて、こちらも安心してお参りできますよ。
省略や簡略化してもいい?現代の考え方
写真だけ撮る「フォトお宮参り」
スタジオで記念写真だけ撮ってお祝いするご家庭も多いです。
私も二人目はこの形にして、気持ちも時間もラクでした。
さらに、スタジオでは赤ちゃん用の衣装や上の子用の小物も豊富で、家族写真がとても華やかに仕上がりました。
撮影後に写真を見返す時間もゆっくり取れて、気持ちがしっかり整いましたし、祖父母にも後日見せるととても喜んでくれました。
アルバム作りまで楽しめたのも良い思い出です。
神社でお参りだけして祈祷は省略
祈祷をしなくても、神社にお参りするだけで感謝の気持ちは伝わります。
私の知り合いも「お参りだけなら子どもが疲れずよかった」と話していました。
短時間で済むので、上の子が飽きずに過ごせるのもポイントですし、当日バタバタしない分みんなの表情も和やかになりますよ。
家族で並んでお賽銭を入れて写真を撮るだけでも十分記念になりますし、帰りに食事をしてリラックスする時間も持てました。
後日まとめてお祝いするケースも
お宮参りとお食い初めをまとめて後日行うと、負担が少なくゆったり過ごせます。
家族の写真もそのタイミングで撮れば十分思い出になりますよ。
さらに、お料理や会場の準備も一度で済むので気持ちに余裕が生まれ、親族との会話も楽しめました。
赤ちゃんの体調や天候に左右されずに済むのもありがたいです。
それに、家族の負担を減らしながら大切な時間を共有できるので、とてもおすすめです。
まとめてお祝いしたことで「思い出がギュッと詰まった日だった」と今でも話題になるくらいです。
まとめ
二人目・三人目のお宮参りは「こうしなきゃ」にとらわれず、家族の笑顔を優先するのが一番です。
無理しなくても赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちはちゃんと伝わります。
上の子や祖父母の予定、家族みんなの体調や気持ちに合わせて柔軟に決めていいんです。
写真だけのお祝い、祈祷なしのお参り、後日まとめてのお祝い、どれも立派なお宮参りです。
あなたや家族に合った形で、無理なく、楽しく、そして思い出に残るお祝いにしてみてくださいね。
笑顔で過ごせる一日になることが一番大切です。