「お宮参りって、こんなにかわいくて素敵な行事だったんだ…!」と、写真を見返してしみじみ感じたのは、数ヶ月前のわたし。
赤ちゃんが無事に生まれてきてくれた喜びと、それを周りの人たちと共有できるあたたかさ。
そんな気持ちを、改めて噛みしめた一日でした。
赤ちゃんにとっては初めての正式なお祝い。
だからこそ「特別な思い出にしたい」と思うのが親心ですよね。
どうせなら、写真を見返したときに「この日、がんばってよかったなぁ」と思えるような一日にしたい。
そして今どきのママとしては、かわいいわが子をSNSにも残したい…そんな気持ち、すごくよくわかります。
でも実際に準備を始めると、意外とつまずくんですよね。
しきたりはどこまで守ればいいの?服装ってフォーマルじゃないとダメ?写真ってどこで撮る?などなど…。
わたし自身、何度も検索しては「結局どうしたらいいのー!?」と叫びたくなりました。
このページでは、そんな悩みやモヤモヤを少しでも軽くするために、「SNSに載せたくなる、でもしっかりお祝いにもなる」
そんな、今どきのお宮参りスタイルをぎゅっと詰め込んでご紹介しています。
「ちゃんとしたいけど、堅苦しくなりすぎたくない…」そんな等身大の気持ちに寄り添いながら、わたし自身の体験やリアルな声も交えてお届けします。
ぜひ気軽に読み進めてみてくださいね。
写真で映える!お宮参りの“今どき”衣装アイデア
赤ちゃんの衣装は和×洋ミックスが人気
昔ながらの産着に、ふんわりとしたレースやチュールを重ねたベビードレスを合わせるスタイルが、今どきのお宮参りではじわじわと人気を集めています。
この組み合わせ、いざ写真におさめると驚くほどの存在感が出るんです。
伝統のしっかり感と、赤ちゃんならではのやわらかい雰囲気が絶妙に重なって、「うわ、まるで小さな姫さま(王子さま)みたい!」と、親バカ炸裂してしまうほど。
わが家の場合も、祖父母の強い希望で産着を使うことに決めていたのですが、「でも今っぽさも欲しい…」という葛藤がありました。
そこで、くすみカラーのベビーヘアバンドとレース付きの靴下をプラスしてみたら、これが大正解!
仕上がりはクラシカルすぎず、でもしっかりお祝いの雰囲気があって、SNSにアップした写真には
「こんなスタイルもあるんだね!」
「まるで天使!」
というコメントがたくさん寄せられました。
今ではその写真が、わが家のリビングに飾られていて、見るたびにほんのりうれしくなります。
ママは着物?それともナチュラル系ワンピ?
正直、赤ちゃんを連れての着物はかなりハードルが高い。
とくに夏場の暑い時期だったり、上の子のケアもしなきゃいけない状況だったりすると、着崩れの心配や移動のストレスもあって、「無理かも…」と感じてしまいますよね。
そんなときにぴったりなのが、ナチュラル系のワンピース+羽織やレースのストールなど、ほんのり和テイストを意識したコーディネートです。
授乳口付きのワンピを選べば安心ですし、何より動きやすいので赤ちゃんを抱っこしていても快適。
「和装じゃないと写真が映えないのでは?」という心配も、実際に撮ってみると杞憂でした。
柔らかいトーンの背景に、優しい色合いのワンピース…
それだけで、ふんわりとした優しい雰囲気が漂って、むしろ“いまのママらしさ”が写し出される写真に。
写真映えと実用性、両方を大事にしたい人には、ほんとうにおすすめです。
パパ&祖父母もさりげなくおしゃれに
お宮参りでは、赤ちゃんやママの衣装ばかりに注目が集まりがちですが、実はパパや祖父母の装いも「写真映え」の大事なピースなんです。
パパはやっぱりスーツが無難ですが、「ダークカラー一辺倒」なんてことにならないように。
ネクタイやポケットチーフに少し明るめの色を取り入れると、家族写真にぐっと華やかさが出てきます。
ネイビーのスーツに淡いブルーのネクタイ、そこにシルバーのチーフをさりげなく添えるだけで、上品でこなれた印象に。
祖父母に関しては、どうしても「しっかりした格好をしなきゃ」と意気込む傾向があるので、「無理に着物じゃなくて大丈夫ですよ」と事前に声をかけておくと安心です。
実際、うちの母は最初「訪問着を着る!」と張り切っていたのですが、当日が真夏だったので、最終的にはシンプルなワンピース+カーディガンに。
結果、気温にも負けず、笑顔で孫と写真に写ってくれて、その選択は正解だったと心から思えました。
おしゃれも気遣いも、“さりげなく”がちょうどいい。
それが、今どきお宮参りの衣装選びのコツなのかもしれません。
SNSで差がつく!お宮参り写真の残し方
写真スタジオvs出張撮影の選び方
どちらもそれぞれに魅力があるので、正解はひとつではありません。
ただ、赤ちゃんの自然な表情や、家族の柔らかい空気感を大切にしたい場合には、断然出張カメラマンがおすすめです。
スタジオ撮影は照明も整っていて安心感がありますし、設備が充実しているのでグズり対策もしやすいというメリットがあります。
ただ、セットが決まっていたり、ポージングが型通りになりがちで、どうしても「きちんとした記念写真」感が強くなることも。
一方、出張撮影は、その家族らしい表情や空気をそのまま残してくれるのが魅力。
たとえば、神社の鳥居を背景にパパとママが赤ちゃんを見つめている写真、木漏れ日を浴びながら祖父母がそっと笑いかけてくれている一瞬。
そんな瞬間が残るのは、やっぱり現場で空気を読みながら動いてくれるカメラマンだからこそだと思います。
「このとき、風が気持ちよかったな」とか、「この写真のあと赤ちゃんが笑ったんだよね」なんていう感情まで一緒に思い出せるのは、本当に宝物です。
“映える構図”ってどう撮るの?
映える写真というと、つい正面からビシッと並んだ家族写真を想像しがちですが、それだけではもったいない!
少し斜めから撮った構図、赤ちゃんを高い高いして笑顔になった瞬間、パパやママがそっと赤ちゃんを覗き込むような表情…
そういう「自然体の中の愛おしさ」が伝わる写真の方が、あとで見返したときに胸に残るんです。
また、アイテムを使って写真にストーリーを加えるのもおすすめ。
たとえば、お守りを手に持った写真や、命名書の横にそっと寝かせたカット。
名前入りのガーランドや、赤ちゃんの月齢カードを添えるだけで、写真全体の意味合いがぐっと深まります。
手作りフォトプロップスや命名書も映える!
最近は、100円ショップや雑貨屋さんでフォトプロップス用の素材もたくさん手に入るので、気軽に手作りできるのも嬉しいところ。
「○○参上!」「祝・お宮参り」「元気に育ってね」など、短い言葉を添えたアイテムを作ってみたり、赤ちゃんの名前や生年月日を入れた命名書を用意するのも人気です。
うちも、パステルカラーの色紙に手書きで命名書を作ってみたのですが、これが写真に写るとちょうどいいアクセントになってくれて、家族にも大好評でした。
「世界でひとつだけ」の手作りアイテムは、写真にぬくもりを加えてくれるだけじゃなくて、作っている時間すらも思い出になります。
投稿のときに「夫婦で一緒に作ったんです」と添えたら、フォロワーさんからも「すてき!」という反応が多くて、ますます嬉しくなりました。
やっぱり手作りって、手間がかかる分、愛情が伝わるんですよね。
投稿で迷わない!SNSに載せるときの注意点と工夫
他の人の顔はどうする?写り込み対策とモザイクのコツ
神社での撮影中、まわりの参拝客や通行人がうっかり写り込んでしまうこと、ありますよね。
せっかくの思い出の一枚でも、「この人誰だろう…?」と気になってしまうような写真になるのはもったいない。
そんなときは、スマホの無料アプリなどを使って、ぼかし加工を入れたり、スタンプで顔を隠したりするのが定番です。
ぼかしすぎると写真全体の雰囲気を損ねてしまうこともあるので、スタンプやデコレーションを上手に使って“かわいくごまかす”のが最近のトレンド。
わが家では、背景に写り込んでしまった方の顔に小さなお花のスタンプをぽん、と重ねてみました。
そしたらそれが逆に「センスいい!」「この加工、かわいいね」と言ってもらえて、結果的に写真のアクセントになってくれたんです。
「マナー」と「気遣い」の両立ってむずかしそうに思えるけど、ほんのちょっとの工夫で楽しくクリアできちゃうものなんですよね。
文章やハッシュタグの工夫で“共感”を得よう
SNSに投稿するとき、「どんな文章を書こう?」「タグって何をつけたらいいの?」と迷う人も多いはず。
でも難しく考えなくても大丈夫。
大切なのは、その写真に込めたあなたの気持ちを、素直に伝えること。
- #お宮参り記念
- #赤ちゃんのいる暮らし
- #家族時間
文章はかしこまったり、完璧な文章にしようとしなくてOK。
「この日を無事に迎えられてホッとした」
「赤ちゃんの寝顔に癒された」
など、感情をそのまま文字にすることで、読む人の心にもちゃんと届きます。
わたしは「今日はお天気にも恵まれて、最高の一日でした。ありがとう、わが子」と書いたのですが、それに対して
「うちも来週なんです!」
「ほっこりしました」
といったコメントが寄せられ、思わぬつながりが生まれました。
SNSって、記録だけじゃなくて、ちょっとした気持ちのやりとりも育ててくれる場所なんだなぁ…と、改めて感じました。
みんなの投稿が参考に!実際のSNS実例まとめ
Instagramで話題の「#お宮参りコーデ」人気投稿を紹介
同じタグで検索すると、衣装やヘアスタイル、撮影スポットのヒントがたくさん見つかります!
- たとえば赤ちゃんの産着に合わせたママのリンクコーデ
- 家族全員でテーマカラーをそろえたスタイル
- フォーマルなのにやわらかく見えるナチュラルメイクの工夫
撮影スポットも、神社の鳥居の前や参道の木陰だけでなく、授乳室の一角やベビーカーに乗っている姿など、日常の延長のような一枚が思いがけず素敵に仕上がっているものも多くあります。
中には「こんな撮り方があるんだ…!」と驚く構図や、パパと赤ちゃんだけで撮った2ショットなど。
少し目線を変えるだけで印象がガラリと変わるものもあって本当に参考になります。
事前にいろんな投稿を見ておくだけで、「自分たちらしい写真」のイメージがふくらんで、当日も迷わず動けるのでおすすめです。
こんなに違う!?地域や神社ごとのお宮参り風景
地方によって、参拝の雰囲気や服装にも大きな違いがあるのが面白いところなんですよね。
たとえば、ある神社では赤ちゃんの額に朱を塗ってもらう風習が残っていて、それが地域の「健やかに育ちますように」という願いの象徴になっていたりします。
別のエリアでは、お宮参りのあとに家族そろってお食事会を開くのが定番だったり。
逆に祈祷だけを静かに済ませて写真もあえて撮らない、というスタイルを大切にしているところもあるそうです。
服装も本当にさまざまで、カジュアルな服装で参拝するご家族もいれば、訪問着や袴でピシッと揃えるご家庭もあって。
その地域や神社の雰囲気によって空気感ががらりと変わります。
実際にSNSでいろんな地域の投稿を見比べてみると、
「この神社はすごく厳か」
「このご家族の雰囲気好きだな」
といった感想も湧いてきて、「うちはどんな雰囲気で行こう?」と夫婦で相談するきっかけにもなりました。
その土地ならではの文化や考え方に触れることで、より一層「お宮参りって奥深いなあ」と感じられたのも印象的でした。
まとめ|思い出も写真も「自分らしいお宮参り」で大成功!
お宮参りは、赤ちゃんの無事を感謝して、これからの健やかな成長を願う大切な節目です。
だけど、だからといって「こうしなきゃいけない」と形に縛られる必要はありません。
家族の数だけ、祝い方があっていい。
大切なのは、赤ちゃんを迎えたよろこびを、自分たちらしい方法で表現すること。
SNSに載せたくなるような“素敵さ”も、特別な準備が必要なわけじゃなく。
ちょっとした気遣いやアイデア、そして何より「祝いたい」という気持ちがあれば、自然とにじみ出てくるものです。
わたし自身、最初は「ちゃんとしなきゃ」「周りと比べて浮かないように」と肩に力が入っていました。
でも、いろいろ調べて準備していくうちに、「わたしたち家族が心地よく過ごせる時間こそが、いちばんの成功なんだ」と思えるようになったんです。
写真も、衣装も、空気感も、全部が未来の宝物になります。
ふとアルバムを開いたとき、思わず笑顔になれるような…
そんな一日が残せたら、それが最高のお宮参り。
どうかあなたの一日も、無理なく、自分たちらしく、あたたかく彩られますように。