後悔しないために!無駄だった習い事ランキングと失敗しない選び方

子どもに何か習い事をさせてみたいけれど、

「本当に意味があるのかな…」
「途中でやめちゃったら無駄にならないかな…」

と不安になる親御さんは多いと思います。

わたしも同じ気持ちでしたし、実際に無駄だったなと後悔した経験もいくつもあります。

習い事を決めるときはワクワクする一方で、いざ始めてみると予想以上に子どもが嫌がったり、続かなかったりしてがっかりしてしまうこともありますよね。

特に費用や送り迎えの手間を考えると、無駄になったときのショックは大きいものです。

この記事では、わたし自身や周りの親御さんたちの体験談も交えながら、無駄だったと感じる習い事のランキング。

そしてその原因、さらに後悔しないための選び方のコツをより具体的に詳しくお伝えしますね。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。

無駄だった習い事ランキングとは?

続かなかった習い事に共通する特徴

いろんな親御さんや子どもの体験を聞いていると、無駄だったと感じやすい習い事には共通する特徴がいくつもあるんですね。

親がやらせたかっただけで子どもは興味を持っていなかったり、進歩が目に見えづらくて達成感がなかったり、先生との相性が合わなかったりすることが多いです。

さらに、教室の雰囲気が厳しすぎたり、周りの子とレベル差がありすぎたりしてプレッシャーを感じる場合もあります。

うちの子も、嫌々やらされているだけで楽しそうな様子はなく、レッスンが終わるたびにぐったりしていました。

そんな姿を見て「この子のためになっているのかな…」と悩む日々が続き、もっと子どもの気持ちに寄り添ってあげればよかったなと、後から強く反省しました。

子ども自身の性格や気質に合わない習い事を選んでしまうと、せっかくの時間やお金が無駄になるだけでなく、自己肯定感まで傷つけてしまうこともあると感じます。

子どもが嫌がる習い事が多い理由

習い事が無駄になる一番の理由は、子どもが楽しめていないことなんです。

無理やり続けさせると、次第に通うのを嫌がり、毎週のように泣いたり「行きたくない」と言い出したりすることが増えていきます。

わたし自身、スイミングでそれを経験しました。

はじめは「健康にもいいし、泳げるようになるから」と思っていたけれど、うちの子は毎回プールに向かう道すがら泣き出してしまうようになりました。

それでも「せっかくお金も払っているし…」と無理に続けさせようとしてしまい、結果的に親子でケンカばかり。

今思えばその時間が本当にもったいなかったし、もっと早くやめさせてあげるべきだったなと後悔しています。

親の期待や思い込みが強いほど、子どもにとって負担になりやすいのだと痛感しました。

【ランキング】無駄だったと感じる習い事ベスト5

第1位:そろばん

計算力は少し身についたけど、学校の勉強に活かせる場面は思ったより少なく、半年で飽きてやめてしまいました。

「もっと遊びたい…」という子どもの一言が、今でも心に残っています。

最初は計算が速くなったと喜んでいたものの、次第に友達と遊ぶ時間が減るのが嫌になったようで、練習も適当になり、最後はほとんど机に向かうのも嫌がるように。

もう少し様子を見てあげればよかったと反省しました。

第2位:習字

字がきれいになるのはいいことですが、子どもが筆や墨の匂いを嫌がって、毎回通うのが苦痛そうでした。

最初の頃はわくわくしていたのに、墨が服につくたびに泣いて嫌がるようになり、教室の空気もピリピリしていたせいか、どんどん暗い顔に。

最後は「もう行きたくない」とぽつりと言われて、無理に続けさせていた自分が恥ずかしくなりました。

楽しい思い出にならずに終わってしまったのが残念です。

第3位:スイミング

週3回というハードなスケジュールで、体力的にも精神的にも子どもには負担が大きすぎました。

最初は「泳げるようになったら楽しいかな」と思って始めたけれど。

想像以上に練習が厳しくて泣くことが増え、途中で「もう行きたくない」と泣きながら訴えてきて、無理させすぎたなと後悔しています。

終わったあともぐったりしていて、家でも機嫌が悪くなってしまい、習い事がストレスの原因になっていたのだと気づきました。

第4位:ピアノ

音楽が好きだからと思って始めたけれど、先生がとても厳しく、怒られるたびに涙を流していました。

家でも練習するたびにピリピリしていて、親子で口論になることも増えました。

発表会の準備ではさらに追い詰められてしまい、音楽が好きなはずなのに、習い事のせいで嫌いになってしまわないか心配になったくらいです。

やっぱり先生との相性も大事なんだなと痛感した習い事です。

第5位:体操

ケガが続き、子どもが怖がるようになってしまいました。

転んだり打ったりするたびに怖さが先に立つようで、体を動かすのは好きな子ですが、恐怖心が芽生えてしまって逆効果だったなと思います。

通うたびに「またケガしないかな…」と不安そうな顔をしていて、楽しいはずの習い事がトラウマになりかねないと感じ、やめる決断をしました。

なぜ無駄になってしまうのか?失敗の原因

子どもの気持ちを無視した

習い事選びで一番大切なのは、やっぱり子ども自身の気持ち。

でも当時の私は「将来役立つから」「周りもみんなやっているから」と決めつけていました。

実際は子どもの表情をよく見れば楽しんでいないのが伝わっていたのに、それに気づかないふりをしていたんです。

結果的に、子どもはレッスンが嫌で仕方なく、ただの負担になってしまい、家庭の空気まで悪くなってしまいました。

もっと真剣に子どもの意見に耳を傾けるべきだったと強く反省しました。

目標が見えなかった

「ここまでできたら終わり」という明確な目標がなく、ダラダラと通ってしまったのも原因でした。

何となく通い続けていたせいで、子どもも達成感が得られず、次第にやる気がなくなっていったんです。

「どうして通ってるんだろう…」と子どもがぼそっと言ったときは本当に胸が痛くなりました。

やはり小さなゴールを一緒に決めて、頑張った分を実感できる工夫が必要だと気づかされました。

先生や環境が合わなかった

習い事の先生との相性って、とても大切です。

どれだけ内容がいい習い事でも、先生の指導法が子どもに合わなければ続きませんし、子どもも委縮してしまいます。

私の場合、教室の雰囲気も堅苦しくて、子どもがなかなか打ち解けられず「居場所がない」と感じていたようです。

環境や先生が違えば、きっと違う結果になったんじゃないかな…と思うと残念でなりません。

こういった点も事前にしっかり見極めることが大切だなと実感しました。

失敗しない習い事選びのコツ

子どもの興味を尊重する

「友達がやっているから」「親がやらせたいから」ではなく、まずは子どもが「やりたい!」と思えるものを見つけることがとても大切です。

興味を持ったことなら、少しの困難があっても前向きに挑戦できるものですし、長続きしやすいです。

うちではじっくりと子どもと話し合って、好きなことや得意なことを一緒に探す時間を持つようにしました。

その結果、子ども自身の意欲も高まり、親としても安心して送り出せるようになりました。

お試し体験から始める

最近は体験レッスンを実施しているところが多いので、いきなり申し込むのではなく、まずは体験してみるのがおすすめです。

短期間でも教室の雰囲気や先生の教え方、子どもの様子がよく分かります。

うちは体験をせずに始めてしまい、合わずにすぐやめてしまった苦い経験があります。

体験後に「ここならやれそう!」と子どもが笑顔を見せてくれたときは、とても嬉しかったですし、納得して選べたので親子で満足度が高かったです。

家庭の負担も考える

送り迎えの時間や費用の負担が大きいと、親も子も疲れてしまいますし、続けるのが辛くなってしまいます。

習い事にかけられる時間やお金は家庭ごとに違いますから、無理のない範囲で選ぶことが大切です。

私も、最初は「多少無理してもいいか」と思っていましたが、結局親の疲れや不満が子どもに伝わってしまいました。

自分たちのライフスタイルや他の予定とバランスを取りながら選ぶことで、楽しく続けられる習い事が見つかると思います。

まとめ

習い事って、親としては「やらせてあげたい」という気持ちが強くなりがちですが、無理やりやらせても意味がありません。

子どもが本当に楽しめて、無理なく続けられるものを選ぶことが一番なんです。

わたし自身もいろいろと失敗を重ねる中で、子どもの表情や気持ちをしっかり見てあげることの大切さに、ようやく気づくことができました。

習い事を選ぶ時間は、親子で将来のことを話し合ったり、子どもの夢や希望に耳を傾けたりできる貴重な機会にもなります。

これから習い事を考えるときは、ぜひ子どもの気持ちに寄り添いながら、親子で一緒に決めてみてくださいね。

きっと楽しく、成長につながる思い出深い時間になりますし、親子の絆も深まるはずです。