「リトミックって習っているのに、全然効果がない気がする…」そんなふうに感じたことはありませんか?
私も娘を通わせ始めた頃は、正直に言うと「本当に意味あるのかな?」と不安になったことがあります。
周りのママたちの中にもそう感じて途中でやめてしまう人もいました。
でも、実は続け方や関わり方をちょっと変えるだけで、子どもがぐんと成長する瞬間を実感できるんです!
私自身、娘が初めて自信を持って発表した姿を見たときは、涙が出そうなくらい感動しました。
この記事では、リトミックの効果を感じにくい理由や、効果を引き出すためのコツを。
リアルな体験談もたっぷり交えながら、できるだけ具体的にわかりやすくお伝えしますね。
読んだあとに「もう少し頑張ってみようかな」という気持ちになってもらえたらうれしいです。
リトミックって何? ― 基本と期待できる効果
リトミックの定義と歴史
リトミックは音楽に合わせて体を動かしながら、子どもの感性や表現力、協調性を育む教育法なんですね。
もともとはスイスの音楽教育家が考え出したもので、今では日本の幼稚園や習い事教室でも人気があります。
楽器演奏だけじゃなく、リズムや音を身体で感じ取ることが重視されていて、子どもが自分の体を楽器のように使って音に反応する楽しさを知るきっかけにもなるんです。
音楽に親しむ土台づくりや、親子で触れ合いながら学べる点も、他の習い事にはない魅力ですよね。
子どもの発達に与える4つのメリット
音楽に合わせて動くことで、リズム感や集中力、社会性、創造力が伸びやすいと言われています。
リズムを取る練習は、のちの運動能力や語学の発達にもつながると言われているんですよ。
私の娘も、最初は恥ずかしがってモジモジしていましたが、1年ほど経つと自分から手を挙げて前に出て発表できるようになり、表情もどんどん明るくなっていきました。
周りの子どもたちも、みんなお互いの動きを見ながら協力したり真似したりしていて、社会性が育っていく様子が見られて、とても頼もしいなぁと感じます。
音楽の力って本当にすごいんだなと、親として感動しました。
なぜ「効果ない」と感じるの? ― よくある3大要因
理由① レッスン継続期間が短すぎる
リトミックは「すぐに結果が出るもの」ではありません。
半年~1年かけて少しずつ積み重ねていくものなんです。
私も3ヶ月くらいのときは「全然変わってない?」と不安でしたが、半年経つ頃にリズムに合わせて体を動かせるようになります。
1年経つ頃には歌に合わせてステップを踏んだり、お友達の動きを見ながら真似できるようになりました。
親の根気も試されますが、その分成長が見えたときの喜びは大きいですよ。
長い目で見てあげるのが大切なんですね。
理由② 指導方法が子どもの発達段階とズレている
教室によっては、まだ難しい内容を無理にやらせてしまうケースもあります。
うちも、はじめの先生が娘の性格に合わず、レッスン中ずっと固まったままで、見ていて辛そうでした。
でも別の先生に変えた途端に笑顔が増え、楽しそうに体を動かすようになりました。
先生の雰囲気や進め方が合うかどうか、見極めるのも親の役目だと感じました。
見学や体験レッスンを何度かして、納得して選ぶといいですよ。
理由③ 家庭での復習・フォローが足りない
家で何もやらない状態だと、やっぱり定着しづらいです。
私はお風呂の中や寝る前に、教室で習った手遊び歌を一緒に歌ったり、簡単なステップを踏んだりする時間を作るようにしました。
週に数回でもこうした時間を持つと、子どもは「リトミックは家でもやるもの」と思うみたいで、どんどん楽しみながら覚えていきます。
最近は娘が自分から「今日はこの歌やる!」とリクエストしてくれるようになって、親子のコミュニケーションにもなっているなと感じています。
効果を実感するためのポイント ― 具体的な対策
Point1:年齢別・最低〇か月の継続スケジュール
特に2~3歳の幼児は、少なくとも半年以上は続けてみるのがおすすめです。
半年はまだ「慣れる時期」で、徐々にリズムや音に反応するようになることが多いですし、1年続けてやっと目に見える成長が見えたりします。
年齢が高い子なら、もう少し早く変化が見える場合もあるので、子どもの様子を見ながら無理なく続けるのが大切ですね。
途中でやめてしまうのはもったいないので、親も気長に見守ってあげてください。
Point2:レッスン外で真似できる“おうちリトミック”
家でも先生がやっていた手遊びやリズム遊びを真似してみるといいですよ。
うちでは毎朝「いないいないばあ」の歌に合わせてジャンプしたり、寝る前に「ドレミの歌」でストレッチしたりしていて、親子で笑いながらやると楽しい時間になります。
時々はおもちゃの太鼓やカスタネットを持ち出して、自由に叩きながらリズム遊びをしてみたり、部屋をぐるぐる歩きながら歌ったりすると子どもも大喜びです。
親の声かけひとつで、普段の遊びが学びにつながるのでぜひ試してみてくださいね。
Point3:相性の良い先生・教室の選び方
体験レッスンを何度か受けてみて、子どもがリラックスして楽しめる先生や教室を選ぶのが大切です。
雰囲気が合わないと、子どもが委縮してしまうこともあるので、最初の印象がとても重要です。
私も、娘が初めて笑顔を見せた先生に決めて本当に正解でした。
先生との相性が良いと、子どももレッスンを楽しみにするようになりますし、親も安心して任せられます。
先生の声のトーンや表情、子どもへの接し方などをよく見て、安心できる教室を探してみてくださいね。
リアルな体験談 ― こんな変化が起きた!
Aちゃん(3歳)がリトミックで“集中力”UPした話
私の友人の娘さんは、じっと座っていられないタイプだったのに、リトミックを続けるうちに、しっかり話を聞いて順番を待てるようになりました。
以前は1分も椅子に座っていられず、すぐに他のことに気を取られていたのに。。。
今では先生の声に耳を傾けながら次に自分がやることを考えられるようになり、レッスン中の表情もどんどん生き生きしてきました。
友人も「家でも落ち着いてきてびっくり!」と嬉しそうでしたし、私も見ていて胸が熱くなりました。
Bくん(5歳)の親子で取り組む“簡単フォロー”レポ
近所のママ友は、毎週末に親子で音楽に合わせてストレッチやダンスをしているそうです。
最初はぎこちなくてリズムに乗れなかった息子さんですが、続けるうちにステップもスムーズになり、楽しそうに体を動かすように。
最近は音楽が流れると自然にリズムを取る癖がついて、小学校の音楽会でも先生にリズム感の良さを褒められたと喜んでいました。
「親子でやるとコミュニケーションも増えて、すごくいい時間になるよ」とママ友も笑顔で話してくれました。
まとめ ― 効果を最大化するリトミック活用法
リトミックは効果がない…と感じてしまうのは、実はちょっとした続け方や関わり方がズレているだけかもしれません。
教室選びや家庭でのフォローを工夫して、半年~1年はじっくり取り組んでみることが大切です。
親子で一緒に楽しみながら続けることで、子どもの成長が見えたときは想像以上にうれしいものですし、親の気持ちにも余裕が生まれます。
途中で不安になることがあっても、「今ががんばりどき」と思って見守ることで、子どもはしっかり力をつけていきますよ。
焦らず、子どものペースに寄り添いながら、ゆっくりステップを踏むつもりで、ぜひリトミックを楽しんでみてください!
きっと続けてよかったと思える日がやってきます。