「リトミックってよく聞くけど、実際どんなことをするの?」そんな疑問を持つパパママは多いと思います。
私も最初はなんとなく「音楽の習いごとかな?」くらいのイメージでした。
でも調べてみると、リトミックは子どもの成長にとてもいい効果がたくさんあって、しかも楽しく学べるんです。
例えば、リズム感が育ったり、表現力が豊かになったりするだけでなく、親子のコミュニケーションの時間としてもすごくいいんですよね。
実際に通わせてみて、子どもがいきいきと音に合わせて体を動かす姿を見ると、親の私まで嬉しくなりましたし、他の子どもたちと笑顔で関わる様子も印象的でした。
そんな体験を通して、リトミックの魅力にすっかり惹かれたので、この記事ではリトミックの基本から期待できる効果、始め方まで、もっと具体的に、親しみやすくわかりやすくお伝えしますね。
ぜひ最後まで読んでみてください。
リトミックとは?基本をやさしく解説
リトミックの意味や定義
リトミックは、音楽に合わせて体を動かしながら、子どもの心と体を育てる教育法です。
音楽を聞いて、感じて、動いて、というシンプルな流れですが、それがとても奥深いんですね。
楽しく体を動かしているうちに、リズム感や反射神経が身につくのも魅力ですし、何より子どもが「音楽って楽しい!」と感じるきっかけになるのが嬉しいんです。
難しい知識は必要ありませんし、親子で一緒に楽しむことだってできますよ。
家族のコミュニケーションの時間としても、とてもおすすめです。
いつ、どこで生まれたの?
リトミックは、20世紀初めにスイスの音楽家エミール・ジャック=ダルクローズが生み出した教育法です。
もともと音楽のリズム感や表現力を育てるために考えられたものが、今では
- 子どもの発達教育
- 高齢者のリハビリ
- スポーツ選手のトレーニング
こうして長い歴史の中で多くの人に受け入れられているのも、リトミックの良さの証だと思います。
どんな目的があるの?
リトミックの目的は、音楽を感じながら「心と体のバランス」を育てること。
決められた正解はなく、子どもが自分なりに感じて動くことを大切にしているので、自己肯定感が育つのも大きな魅力です。
さらに、集中力や柔軟な発想力が身につくと言われていて、子どもの将来に向けた土台作りにもぴったりなんですよ。
私がこれを知ったときは、「これならうちの子にも合うかも!」と感じて、とてもワクワクしました。
リトミックが子どもに与える嬉しい効果
音感やリズム感が自然に育つ
リトミックは音楽の基本となるリズムやメロディーを、遊びながら自然に感じられるようになります。
音を聴いてすぐに反応したり、自分なりに動きをつけたりすることで、音楽の土台が身につくんですね。
うちの子も、はじめはリズムに合わずバタバタしていましたが、数か月もするときれいにリズムに合わせて手を叩いたりジャンプしたりしていて驚きました。
最近は家でも好きな音楽をかけると、楽しそうにリズムを取るようになり、親としても感動しました。
集中力や協調性が身につく
リズムに合わせて動きを止めたり変えたりするので、集中して音を聞く力がぐんと伸びます。
途中で気が散ってしまいそうな場面でも、しっかり先生の音に耳を傾ける姿に成長を感じました。
また、周りのお友だちと一緒に動くことで、自然と協調性も養われます。
最初はひとりで好きに動いていた子も、みんなの輪に溶け込んでいくのを見て、幼稚園や小学校に上がる前の準備にぴったりだなと思いました。
自己表現力が豊かになる
音楽に乗せて自由に動くことで、子どもが自分の気持ちを表現できるようになります。
表現するのが苦手だった子が、音楽に合わせて自分らしい動きを見せるようになると、親として胸が熱くなる瞬間です。
実際にうちの子は、最初は恥ずかしがっていましたが、レッスンを重ねるごとにニコニコしながら堂々と踊れるようになっていったんです。
家族で見に行った発表会で、堂々と楽しそうに踊る姿を見ると、親として本当にうれしかったですね。
リトミックが子どもの中にある小さな自信の芽を育ててくれるんだな、と実感しました。
リトミックの実践方法や流れをイメージしよう
どんなことをするの?具体例を紹介
レッスンでは、先生が弾くピアノや太鼓の音に合わせて「歩く・止まる・しゃがむ・ジャンプする」など簡単な動きをします.
ですが、実はもっといろいろな動きや道具を組み合わせていて、飽きることがありません。
ボールやスカーフ、輪っかや鈴などを使いながら、全身を使って音楽を感じる活動が盛りだくさんです。
時には子ども同士でペアになって真似っこしたり、親と手をつないで動いたりする場面もあって、親子の絆も深まります。
最初は親も一緒にやってみると、子どもも安心して楽しめるのでおすすめです。
見ているだけではわからない楽しさがありますよ。
年齢別の特徴やポイント
赤ちゃんの場合は、ママやパパの抱っこで音に合わせてゆらゆら揺れたり、タンバリンの音を聞いて目をキラキラさせて反応したりするのが中心です。
2~3歳になると、自分の足でしっかり立って歩きながら動きを真似するようになります。
さらに成長して4~5歳頃になると、音楽を聞いて自分で即興的に動きを考える表現力が豊かになります。
年齢が上がるにつれて動きの種類や難易度が増え、見ていても楽しく、毎回新しい発見がありますよ。
こうして少しずつステップアップしていけるのも、リトミックの良さだと思います。
リトミックを始めるには?教室選びのコツ
教室選びで見ておきたいポイント
教室によって雰囲気や進め方が違うので、まずは体験レッスンに行ってみるのがおすすめです。
先生が優しくて子どもがのびのびできるか、無理のないカリキュラムかを見てみると安心ですよ。
実際に通ってみると、親子で顔見知りが増えていくのも嬉しいポイントですし、教室によっては親同士の交流や情報交換の場になることもあります。
料金やレッスンの頻度、振替のしやすさなども確認しておくと安心です。
子どもが楽しく続けられる雰囲気かどうか、見学のときにしっかり観察してみてくださいね。
おうちでも簡単にできるリトミック遊び
特別な準備は必要なく、おうちでもできます。
音楽を流して、一緒に手を叩いたり、ジャンプしたりするだけでも十分です。
音楽が止まったら動きを止める遊びもおすすめです。
簡単な楽器やスカーフを使うと、さらに楽しくなりますし、色や形、音の違いを感じながら遊べるのも魅力です。
雨の日やお出かけできない日も、親子でリビングを舞台にして楽しい時間が過ごせます。
子どもの自由な発想や表現を見て「こんな動きができるんだ!」と親も新しい発見がありますよ。
まとめ:リトミックは楽しみながら成長できる魔法の時間
リトミックは難しいことを覚える必要はなく、子どもが音楽を通して楽しみながら成長できる、まさに魔法のような時間です。
私も最初は「うちの子にできるかな?」と不安でしたが、楽しそうに動いている姿を見て「やってよかったな」と心から思いました。
レッスンに通うたびに新しい動きを覚えたり、表情が豊かになっていく姿は、本当に親としての大きな喜びです。
発表会で堂々と踊る姿に感動して思わず涙ぐんだのも、いい思い出になっています。
もし少しでも興味があるなら、ぜひ気軽に体験してみてくださいね。
きっと、子どもの新しい一面に出会えて、親子の絆も深まると思いますよ。
リトミックの楽しさと成長の瞬間を、ぜひ味わってみてください。