「うちの子、音楽が好きみたいだけど、どんな習い事がいいのかな?」小さい子供に音楽を習わせたいと考えるパパやママなら、一度はこう悩むものですよね。
私も我が子が3歳になるころ、いろんな教室を調べて迷いました。
ネットの口コミを見たり、ママ友に相談したり、実際に体験レッスンにいくつも足を運んで、先生の雰囲気や他の子の様子をじっくり観察しながら
「ここなら続けられるかも」
そう感じたのを覚えています。
教室ごとにレッスンの進め方や雰囲気が全然違っていて、何度か通ううちに子供が笑顔で過ごせるところが見つかりました。
今回は、そんな私の経験をもとに、子供が小さいうちから始められる音楽の習い事の種類や、年齢別のおすすめから選び方のコツまで、体験談も交えながらボリュームたっぷりにお伝えしていきますね。
少し長いですが、きっと参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
子供の音楽の習い事は早いうちから始めるのがおすすめ
音感やリズム感は幼児期に育ちやすい
実は、音感やリズム感は3~6歳くらいまでが特に伸びやすいと言われています。
この時期に耳が柔らかく、音を素直に吸収できるんですね。
私の娘もリトミックを始めてから、拍子に合わせて体を動かしたり、簡単なメロディーを口ずさんだりするのがどんどん上手になって。
幼稚園の発表会では堂々と歌えていて、その成長ぶりに思わず泣きそうになりました。
リトミックの帰り道、娘が楽しそうに鼻歌を歌いながら手をつないでくれるのがうれしくて、この時間が宝物のように感じられました。
耳が柔らかいこの時期に音楽と触れ合えるのは、後々の基礎づくりにもつながるし、親子の思い出づくりにもなるので、とてもいいなと心から感じました。
音楽で得られる心と知育のメリット
音楽を習うと、リズム感や集中力が自然と身につくだけでなく、心の安定や自己表現にもつながります。
さらに、音楽の練習を続けることで忍耐力や目標に向かう力も育まれていくんですね。
人前で発表する機会が増えると自信も育っていきます。
うちの子も最初は恥ずかしがり屋で声が小さかったのに、だんだん大きな声で返事ができるようになり、学芸会では主役に選ばれて堂々と演技している姿を見てとても感動しました。
家でもレッスンで覚えた歌を披露してくれて、家族みんなが拍手して応援しています。
音楽を通して感情が豊かになり、思いやりの気持ちも育つのを見て、音楽の力って本当にすごいなぁと改めて強く感じます。
こういう経験が子供の心を成長させるんですね。
小さい子供向けの音楽の習い事にはどんな種類がある?
ピアノ教室:基礎からしっかり学べる王道
王道と言えばやっぱりピアノ。
初めは鍵盤に慣れるのに苦戦しましたが、楽譜が少しずつ読めるようになり、両手で弾けるようになると子供の笑顔が増えていきました。
レッスンを重ねるうちに発表会にも挑戦するようになり、人前で堂々と弾く姿に感動しました。
家でも簡単な曲や季節の歌を披露してくれて、家族みんなが癒されていますし、本人も達成感を味わっている様子です。
さらに練習を続けるうちに姿勢もよくなり、指先の器用さも身についてきたように感じます。
リトミック教室:体を動かしながら音楽に親しむ
音楽に合わせて動いたり、簡単な楽器を使ったりするリトミックは、2~3歳の子でも楽しめます。
親子で一緒に参加できる教室も多いので、私も娘と手を取り合って踊ったり、リズム遊びをする時間がとてもいい思い出になっています。
歌に合わせて手拍子をしたり輪になって歩いたりするうちに、リズム感や協調性が身についていくのが分かります。
幼児期はまだじっとしているのが難しい子も多いので、動きながら学べるのがいいですね。
クラスの子たちとすぐに仲良くなれたのも、リトミックの魅力だと感じます。
バイオリンや弦楽器:早期に始めると上達しやすい
少し珍しいですが、バイオリンも3~4歳から始められます。
初めての音は正直、ギギギ…という感じでしたが、少しずつ音がきれいになっていくのを見ると、親としてもうれしい気持ちになります。
姿勢や指の位置、弓の動かし方など、細かい基礎を身につけるのは大変ですが、その分上達したときの喜びも大きいです。
発表会で弦が鳴り響いたときの誇らしげな表情は今でも忘れられません。
正しい姿勢や指使いが早いうちに身につくので、長く続けるならおすすめです。
歌やボーカルレッスン:自己表現力も養える
「歌が大好き!」という子なら、歌のレッスンもおすすめです。
発声練習のおかげで声が大きくなり、自信を持って歌うようになり、表情も豊かになってきました。
うちの娘は、お風呂でも楽しそうに歌いながら踊っていて、家族みんなが笑顔になります。
レッスンでは腹式呼吸や滑舌練習などもするので、将来のプレゼンや発表の場でも役立つと感じますし、歌うことでストレス発散にもなっているようです。
人前で歌える喜びが自己肯定感を育てるのもいいですね。
ドラムや打楽器:リズム感を育てる楽しい選択肢
私の知り合いの息子さんは、幼児向けのドラム教室に通っていました。
思いっきり叩ける楽しさがあって、リズム感がよくなっただけでなく、ストレス発散にもなったみたいです。
家でも空のバケツやクッションを叩いて練習するほど夢中で、家族が手拍子で一緒に遊ぶのも楽しいそうです。
先生からは「体全体でリズムを感じられるようになってきた」と褒めてもらえたそうで、やる気につながったと言っていました。
年齢別におすすめの習い事の選び方
2~3歳はリトミックや親子参加型が人気
まだ小さいうちは、親子で一緒に楽しめるリトミックや歌のクラスが安心です。
親がそばにいることで子供も安心してのびのびできるので、初めての習い事デビューにはぴったりです。
私も「ちゃんとできるかな」と心配していましたが、親子で歌ったり手遊びしたりして過ごすうちに、子供がだんだん笑顔になっていく姿がうれしかったです。
帰り道に「楽しかったね!」と言ってくれるのが楽しみで、私も続けやすいと感じました。
4~6歳はピアノやバイオリンの基礎練習がスタートしやすい
この頃になると、少しずつルールや練習の習慣が身についてきます。
娘も5歳からピアノを始めましたが、毎日5分ずつの練習が自然と習慣になり、短い曲が弾けるようになると「できた!」とうれしそうにしていました。
小さな達成感の積み重ねが、続けるモチベーションになりますね。
バイオリンも始めやすい時期で、繊細な音を出す楽しさに夢中になる子もいます。
私の周りのママ友の子も「毎回発表会が楽しみ!」と笑顔で練習していました。
小学生以上は本人の興味を尊重して
小学生になると、好みやこだわりがはっきりしてきます。
友達が習っている楽器に憧れたり、自分から「これがやりたい!」と伝えてくれるようになるので、その希望を尊重してあげるといいでしょう。
私の友人の子は「ドラムがかっこいい!」といって夢中になり、親も一緒に音楽を楽しむようになっていました。
好きな楽器に取り組むことで自信がつき、学校生活でも積極的に発表するようになったと聞いて、私もその姿勢を見習いたいと思いました。
習い事選びで気をつけたいポイント
子供の性格や興味に合ったものを選ぶ
親の「こうなってほしい!」という気持ちはもちろんありますが、何よりも大事なのは子供が楽しめることです。
無理に押し付けると嫌々通うようになってしまい、音楽を嫌いになるのも悲しいですよね。
本人が興味を持てるかどうか、普段の遊びの様子や好きな曲をヒントにしてよく話し合いながら決めるといいと思います。
私も娘と一緒に楽器店に行き、いろんな楽器に触らせながら選んだので「これがいい!」と自分で決められて、より意欲的に取り組むようになりました。
教室の雰囲気や先生との相性も大事
体験レッスンに行ってみて、先生やクラスの雰囲気を見てみるのはとても大事です。
教室によっては生徒の人数やレッスンの進め方、雰囲気がまったく違いますし、子供がリラックスできる空気感かどうかも重要です。
うちの娘も「先生がやさしくて楽しいからここがいい!」と体験したその日に即決しました。
親にとっても通いやすくて相談しやすい雰囲気があると、安心感が全然違いますし、長く続けやすいなと感じました。
続けやすい距離や費用感も確認しよう
教室までの距離や月謝の金額は、無理がない範囲で選ぶのが大事です。
送り迎えがラクだと親も気持ちに余裕ができますし、習い事の日が負担に感じなくなります。
私は自転車で通える距離の教室を選んだので、急な雨の日も対応しやすく助かっています。
費用も、発表会や楽器代などが後からかかるケースもあるので、見学のときにしっかり質問して確認しておくと安心ですよ。
総合的に「これなら続けられそう!」と思えるバランスを見つけるのがポイントです。
まとめ:音楽の習い事は子供の可能性を広げる第一歩
こうしてみると、音楽の習い事って本当にいろんな種類があって、それぞれ魅力がありますよね。
最初は私も「どれがいいのかな」と迷いましたが、子供が笑顔で通っている姿を見ると「習わせてよかったな」としみじみ思います
発表会での晴れ舞台や毎日のちょっとした成長が私の楽しみになっています。
音楽は、子供の可能性を広げてくれる素敵なものですし、親子の絆を深める時間にもなるんですね。
レッスンの帰りに一緒におしゃべりしたり、家で一緒に歌ったりする時間が宝物のように感じられることもありました。
ぜひお子さんの気持ちを大事にしながら、親も一緒に楽しむつもりで、続けやすくて笑顔になれる習い事を見つけてあげてくださいね。
きっと家族にとっても大切な思い出になりますよ。